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夜勤ドライバー仕事明け・雨上がりの朝・・・家に着いたのが6時過ぎ
シャワーを浴びて上がると、7時頃…妻が、忙しく朝メシの支度をして居る
バウンサーに凭れ掛かって居る次女。時折、目が合い・見せる笑顔が、何とも言えず癒してくれる
2階から「 ママ〜 」何度も呼ぶ声が、聞こえてくる。慌てて迎えに行く妻…


次女を構って遊んでいるが、驚かせて・泣かせてしまい、慌てて抱き抱える俺。泣き止まない…
やがて、妻の身体に、後・前に、ぶら下がった状態で、兄妹を抱き支えて降りてくる
長男・長女は、しがみ付いていた手を離し、その場に座り込み・放心状態・大きな欠伸(アクビ)
妻は、次女を抱っこ紐に括り抱えて、冷蔵庫から何やら取り出し、兄妹の口に放り込む。おめざ


暫くしたら、コメの炊ける匂いと共に、不思議なメロディー音が鳴る。朝メシの合図だ!
手を合わせ「 いただきます 」残った食材を上手に工夫した御菜・俺好み「 ごちそうさまでした 」
みんなで片付けをして、洗い物は妻に任せて、俺は食後の一服・・・今夜は休日。
このまま寝て仕舞えば、目が覚める頃には、また寝る事に成る。「 むし捕まえ行こうよ 」


「 自転車乗って〜コンビビ行って〜虫捕まえるの 」と、言っては色々とせがむ長男。
仕事のせいにしては、運動不足の俺。根付いた腰を起こし、散歩を兼ねて身体を動かす絶好の機会
最近の長男は、虫に興味を持っている。時に残酷にもなるが、優しさも感じ取る事が出来る。が
しかし、良し悪し解らず危険で、自ら毛虫やムカデ・蜂の巣を素手で触ろうと為る処で、阻止!


ダンゴムシが、最近のお気に入り。其処ら辺の石をひっくり返しては、探している…
見つけたダンゴムシを指先で追い掛け廻し、丸まった状態で、摘んでバケツに、捕獲。
石をひっくり返してばかり見ていて、先に進まなく、視点を変える為に、俺も虫を探す…
草が群がり茂る中に、小さなカタツムリを見つけて捕まえる「 おーい。捕まえたぞ〜 」


先を歩き行く俺は、後方の長男に声を掛けた。よく見ると、小さなカタツムリが、沢山いる!!
息荒く駆け寄って来て「 見せてよ!どこに居たの?」「 あげるよ 」「 やだ!自分で探す〜 」
大きなカタツムリを捕まえた時、どこで覚えたか?歌を口遊む長男「 カタツムリ〜♪♪♪ 」
大量に捕獲した御満悦の長男も一緒に歌い出して一旦帰宅。家の前の通りで、全く歩いてない


「 ママ〜見て〜 」と、自慢して居る長男をほったらかして、睡魔と葛藤しながら煙草を噴かす
「 可哀想だから逃してあげようよ 」休む間も、感じる事なく、再び散歩に出発・・・
先程、捕獲した場所の近くにある、葡萄畑の傍ら水路の横に、逃がしてあげたは、良いが…
なんだか、寂しそうにしていて・・・悲しいのか?今にも、泣き出してしまいそうな・長男


「 大丈夫・また会えるよ。ジュース買って帰ろう!! 」「 やだ! また捕まえる〜 」
俺は、近くに咲いていた、タンポポを咄嗟に引っこ抜いて、水路に投げ入れる・・・
「 よーいドン! 」流れて行くタンポポを追い掛けて、先廻りして掬い上げる…
直ぐ様に、笑い出した長男も、タンポポを引っこ抜いて水路に、投げ入れては、走る


なんども・なんども、タンポポを追いかけて・いくらやっても、タンポポに追い付けない長男。
前日の晩に降った雨の仕業か、勢いよく流れる水に押し流される様に、帰宅して。お疲れSUN!!
いつの間にやら、追い越されてしまうんだろうな〜 夢を見ている様なホッコリした心持ち
明るく・優しく・逞しく・心持ち豊かに穣って欲しいと願いました。
最後まで読んでいただいて・・・ありがとうございます。


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