あれから3年…ありがとう。

3児のパパ活

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桃の節句。ひな祭り。3月2日 この日の夜中、日が変わって日曜日の3月3日

0時59分に、3230g 51.5cm 満39周と2日で、生まれてきてくれた。

数日前に妻は、買い物に出掛け、破水してしまい、緊急入院して刻を待っていた。

俺自身が、いちばん落ち着かず…徹夜続きで疲労も頂点に達していたのだろうか?

病院のスタッフの方から「12時間位は、まだ出て来ないので・・・」と、家に帰った。

シャワーを浴び・・・寝落ち。どれくらい寝ただろう・・・慌てて携帯を見る。

着信履歴が、残ってる。折り返してみたが、いくら掛け直しても出ない。

無造作に靴を履き、着の身着のまま飛び出し、病院に到着したのは、。、。、。

スタッフに誘導されるがまま、案内された部屋に、辿り着いた時には、泣いていた。

様々な事が、頭の中を走馬灯のように駆け巡る…この子にとって、俺は親父になったんだ。

今までの俺が、反面教師。。。俺には無かった環境を築いて行こう。心に決めた!!

心身ともに逞しく、実り多き人生を歩み、感受性豊かに育って欲しいと、妻と共に願いを込めた。

あれから3年経つのか・・・オムツを換えている時に、オシッコを顔にかけられたり。

以前、住んで居た家の障子を、ビリビリに破かれ、渋々と張り替えたり。愛車を凹まされたり。

温泉に行った時には、知らないオジサンの頭を叩いたり。

自称「料理さん」包丁を使わせてあげたら指を負傷して、病院に直行直帰!

他にも色々な事を思い出すと、目紛しく日々が過ぎ去り、喜びと驚きの連続。

この感覚が、なんだかすごく不思議だ。。。一緒に暮らしているせいなのか?

俺は実の所、子供の成長を然程、感じておらず…寧ろ、自分の成長すら感じてない。

帰宅すれば、俺の坊主頭を叩きに、遊んでくれの合図。スイッチが入る。

静かに忍び寄って来ては、奇声を挙げて逃げては、笑いの繰り返し…

時間を気にせず、一緒になって遊び過ぎてしまう。今日は、息子の誕生日。

電車に乗りたいと言うので、ふと脳裏をよぎる・・・

3才児になった記念の訪問先として、そこそこ有名らしい三才駅に行ってみた。

三才駅には「サイまる」と名の付くゆるキャラが居る。3月3日生まれ。 永遠の33才。

駅員が言うには、サイまるは自粛期間中だそうで・・・残念。でも無い。

車掌の帽子を借りて記念写真…撮り終えた時には、自販機の前!アイスを発見!!

「電車に乗らないの?」「うん。アイス食べて動物園行くの」予定変更。レッツゴー

城山動物園…ガチョウの大きいタマゴに興味津々。「なんで?」の連発!

飼育員さんは、困りながら何度も、何度も説明を繰り返す。

これから、暖かくなると繁殖期…ゆでタマゴにして、猿たちのゴハンになるそうです。

昼メシは、久しぶりのうなぎ。善光寺の裏手にある創業60余年。うなぎの住吉。

御丁寧に御案内されて「おままごと箱弁当をふたつ。鰻重をふたつ。」贅沢に注文。

おままごと箱弁当に、大騒ぎしていたが、食べ終わってからは、満足してくれたのだろう

思ったとおり帰りの車中は、寝落ちして帰宅。。。俺は、遊びに出掛ける。

2時間くらいは、経っただろうか?! 帰宅した途端に、嬉しそうに近寄ってきた。

妻と一緒に、ケーキを作ったみたいだが、自分で作ったと自慢げに「食べて」と持ってきた。

おめでとうSONGを合唱・・・3時のおやつ。晩メシは、ひな祭り。

みんな風呂上がり・・・俺は酒を呑み。ちらし寿司と一緒に乾杯。腹一杯。

幼馴染の先輩から、連絡をいただき・・・祝辞と「あのバカが親バカか?」

バカは、バカなりに、バカやって、バカ正直に、生きてんだバカ!俺は幸せだ!!

産まれてきてくれて、ありがとう。産んでくれて、ありがとう。

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