火をつけたやつほど、
消火役みたいな顔をする。
最初から何も起こさなければよかったのに、
最後だけ“頼れる人”みたいに振る舞う。
火をつけられて、
本当は相手にしなければよかったのに、
つい反応してしまう。
気づけば、
自分も火に油を注ぐ側に回っていた。
マッチ一本火事の元。
火は、ひとりじゃ大きくならない。
乗るやつ、煽るやつがいて、
ようやく燃え広がる。
「火のない所に煙は立たない」
そうやって、煙は“理由”にされていく。
火を見るより明らかなことでも、
誰かにとっては対岸の火事。
気づいた時には、
自分の足元が火の車になっている。
気づけば、
煙たがられるのは、いつも現場の方だ。
山火事の多いニュースをよく聞く今日この頃。
火の用心。
本当に怖いのは、
火をつけたやつじゃない。
それに乗ってしまう、自分だ。

コメント