この日の肴は、直江津沖からやって来た。
ここ数か月、海釣りに行けていない。
海へ出たからといって必ず釣れるわけでもないし、早起きも必要だし、気合いもいる。もちろんコンビニなんて無い。
それでも俺は釣りが好きだ。

先日、
「同世代の遊び方がつまらなすぎる。ゴルフ、キャンプ、釣り、ツーリング。」
そんなメッセージをいただいた。
言いたいことは分からなくもない。
興味が無ければ、そう見えるのかもしれない。
そんなある日。
ライバル(自称)であり、良き友人でもある仲間から電話が来た。
「大漁だったから届けるよ!」
しばらくすると、人間味があって礼節のある気さくな男が魚を抱えてやって来た。

鰤。
鰤。
おまけにソイまで。
ありがとう。
空っぽだった自分のクーラーボックスに魚を移し替える。
ここ数か月、海へ行けていない。
少しだけ釣りに行った気分になれた。

久しぶりの再会だった。
その日は朝から雪が降ったり止んだり。
寒い中わざわざ立ち寄ってくれたことが、何よりありがたかった。
息子も大きな鰤を前に大喜び。
魚だけではなく、人の気持ちまで一緒に届けてもらった気がした。
日本海から直送された魚は、やがて我が家の肴になった。

白身魚の淡白な身はポン酢との相性が抜群。
ご飯のおかずにもなるし、もちろん酒にも合う。
見事な妻の包丁さばきもあって、最高のご馳走になった。
魚を食べながら、また船上から見た日本海の景色を思い出す。
やっぱり海はいいなと思う。
また天気の良い日に、のんびり海へ出たいものだ。
感謝。

夜明け前の直江津漁港。
浅間丸は静かに出港の準備をしていた。
新潟県上越市直江津港を拠点に出船している遊漁船【浅間丸】さん。
予約状況や釣果情報はInstagramをご確認ください。
いつもお世話になっている船です。
▶ 浅間丸 Instagram (@naoetsu_asamamaru)
歩きながら、
少しずつ繋がっていった記録です。


コメント