「車検って、こんなにかかるものなのか」
車検に出すたびに、そんなことを思っていた。
ブレーキパッドを交換した方がいい。
ここも交換した方がいい。
あそこも見た方がいい。
もちろん、必要な整備だったものもあると思う。
ただ、
当時の私は車のことなんてよく分からない。
難しいことを言われれば、
「そういうものなのかな」
と思って払うしかなかった。
裕福な暮らしをしてきたわけでもない。
車検のたびにまとまった金額が
出ていくのは、やっぱり大きかった。
───
それで二十代半ばの頃だったと思う。
中古でもらった車を、
一度、自分で車検に持っていってみた。
そこで初めて、
「あれ? 車検そのものって、こんなにかからないんだ」
と知った。
もちろん、
「車検に通ること」と、
「車をきちんと整備すること」は別の話だ。
でも、自分でやってみたことで、
その違いを少しずつ考えるようになった。
ライトが切れていれば交換する。
ブレーキがキーキー鳴き始めたら見てもらう。
ブレーキパッドも定期的に確認する。
オイルも定期的に見てもらう。
そうやって、車検のときに
全部お任せするのではなく、
普段から必要なところを見るようになっていった。
それ以来、自分名義の車については、
できる限り自分で車検を通してきた。
───
そして今回は、妻の軽自動車。
軽自動車のユーザー車検としては、
これで3回目になる。
時間もある。
「それなら今回も自分でやった方がいいよ」
ということで、妻の運転で車検へ向かった。
ところが今回は、
最初からやらかした。
- まず知っておきたい。普通車と軽自動車では予約先も検査場も違う
- 長野県内では、地域によって管轄とナンバーが分かれる
- 今回行ったのは軽自動車検査協会 長野事務所
- ユーザー車検は事前予約
- そして私たちは、予約先まで間違えた
- 車検は満了日の2か月前から受けられる
- 当日持っていくもの
- 初めてなら「初めてです」と言っていい
- 車検前にやったのはヘッドライトのくすみ取り
- 駐車場に着いたら、まず受付へ
- 二人で行ったけれど、検査中は一人で待つことになった
- 実際の検査はこんな流れだった
- 平日の昼前だったからか、かなり空いていた
- 今回かかった車検費用は28,240円
- せっかくなら、ナンバープレートを変えるという選択肢もある
- 長野県には「安曇野」と「南信州」のご当地ナンバーもある
- ユーザー車検をやると、車を見る目が少し変わる
- もちろん、車屋さんに頼むのが悪いわけではない
- 初めてユーザー車検を受ける人へ
まず知っておきたい。普通車と軽自動車では予約先も検査場も違う
私は普通自動車のユーザー車検も
自分でやってきたので、
頭の中にあったのは運輸支局だった。
「車検なら、あそこへ行けばいいんじゃないの」
そんな感覚だった。
でも、今回は軽自動車。
軽自動車を検査場へ持ち込んで
車検を受ける場合は、
「軽自動車検査協会」
で受検する。
普通車と軽自動車では、
予約するシステムも検査場も別になる。
ここは初めてユーザー車検を受ける人には、
最初に知っておいてほしいところだ。
長野県内では、地域によって管轄とナンバーが分かれる
長野県内で軽自動車の手続きをする場合、
大きく見ると、
「軽自動車検査協会 長野事務所」
と、
「軽自動車検査協会 長野事務所松本支所」
がある。
軽自動車検査協会 長野事務所
所在地:
長野県長野市西和田一丁目38番1号
ナンバー:
「長野」
管轄区域は、
長野市
上田市
須坂市
小諸市
中野市
飯山市
千曲市
佐久市
東御市
南佐久郡
北佐久郡
小県郡
埴科郡
上高井郡
下高井郡
上水内郡
下水内郡。
長野事務所の公式案内では、
受付時間は、
午前 8時45分~11時45分
午後 13時00分~16時00分。
休業日は、
土曜日
日曜日
祝日
12月29日~1月3日。
車で行く場合は、
国道18号「西尾張部」交差点から
上越方面へ約200メートル。
長野運輸支局の北隣にある。
【軽自動車検査協会 長野事務所】
───
軽自動車検査協会 長野事務所松本支所
所在地:
長野県松本市平田東二丁目1番11号。
こちらでは地域によって、
「松本」
「諏訪」
「安曇野」
「南信州」
といったナンバーがある。
【軽自動車検査協会 長野事務所松本支所】
ここで一つ注意したい。
「松本支所が扱う地域」と、
「安曇野ナンバーそのものの対象地域」
などは、まったく同じ意味ではない。
例えば現在の「安曇野」ご当地ナンバーの対象地域は、
安曇野市
東筑摩郡 生坂村
北安曇郡 池田町
北安曇郡 松川村。
「南信州」ナンバーは、
飯田市と下伊那郡の対象地域で交付されている。
つまり、
「長野県だから全部長野ナンバー」
ではない。
住んでいる地域によって、
ナンバーの地域名も変わる。
───
ただし、ここでもう一つ大事なことがある。
今回のような通常の「継続検査」、
つまり今乗っている車の車検を更新するだけなら、
自分の住所を管轄する検査場でしか
受けられないわけではない。
軽自動車の継続検査は、
全国の検査場で受検することができる。
だから、
「自分の車の登録やナンバーを
どこが管轄しているのか」
と、
「継続車検をどこで受けられるのか」
は別の話。
住所変更。
名義変更。
ナンバー変更。
そういった手続きでは、
管轄が重要になる。
一方、継続車検そのものは
全国の検査場で受けられる。
転勤先や旅行先などで
車検期限が近づいてしまった人にも、
知っておくと役立つ制度だと思う。
今回行ったのは軽自動車検査協会 長野事務所
今回、私たちが車検を受けたのは、
軽自動車検査協会 長野事務所。

普通車側の長野運輸支局とは隣接している。
これがまた、
普通車の感覚で行く人間には紛らわしい。
今回の私は、
まさにそれだった。
初めてユーザー車検を受けるなら、
まず車を停めて受付へ行き、
「ユーザー車検です」
と伝えれば分かりやすい。
普通車側の長野運輸支局とは別なので、
ナビへ目的地を入れるときも、
「軽自動車検査協会 長野事務所」
になっているか確認しておいた方がいい。

ユーザー車検は事前予約
軽自動車を検査場へ持ち込んで
ユーザー車検を受ける場合は、
軽自動車検査協会の
「軽自動車検査予約システム」から予約する。
普通自動車の検査予約システムとは別だ。
初めて利用する場合は、
まずアカウントを登録する。
その後は、
ログイン
↓
「予約」
↓
「継続検査」
↓
都道府県を選択
↓
受検する事務所を選択
↓
希望する受検日・ラウンドを選択
↓
車両番号・車台番号を入力
↓
予約内容を確認
↓
予約完了
という流れ。
車両番号と車台番号を入力するので、
予約するときは
車検証を手元に置いておいた方がいい。
予約が完了すると予約番号が表示され、
登録したメールアドレスにも
予約完了メールが届く。
そして私たちは、予約先まで間違えた
妻が事前に予約してくれていた。
ところが、
予約した場所が軽自動車検査協会ではなく、
どうやら普通車側だった。
さらに当日も、
「車検なら運輸支局でいいんじゃないの」
という私の感覚で、
そちらへ行ってしまった。
つまり今回、
「予約する場所」
を間違えた。
そして、
「当日行く場所」
まで間違えた。
二つとも間違えた。
本来の軽自動車検査協会へ行き、
「予約してあります」
と伝えたものの、
予約が確認できない。
調べてもらったところ、
別の方に予約が入っていることが分かった。
それでも窓口では、
「大丈夫ですよ。こちらでやりますよ」
という感じで丁寧に対応していただき、
そのまま車検を受けることができた。
ありがたかった。
これから初めて受ける人には、
予約するときの検査場。
そして、
当日ナビへ入れる検査場。
この二つを確認してほしい。
軽自動車なら、
予約先も当日の行き先も、
「軽自動車検査協会」になっているか。
そこを確認してほしい。
私たちは両方間違えた。
車検は満了日の2か月前から受けられる
以前は、
「車検は1か月前から」
と覚えている人も多いと思う。
でも制度が変わり、
2025年4月1日からは、
車検証の有効期間満了日の
2か月前から満了日までの間に
継続検査を受ければ、
残っている有効期間を失うことなく
車検を更新できるようになった。
昔の感覚で、
「まだ早いかな」
と思っている人は、
ここも覚えておくといい。
当日持っていくもの
初めてユーザー車検へ行くなら、
「何を持っていけばいいのか」
ここも不安になるところだと思う。
まず忘れてはいけないのが、
車検証の原本。
コピーではなく原本を持っていく。
軽自動車税については、
軽JNKSで納付情報を電子的に確認できれば、
原則として納税証明書の提示を省略できる。
ただし、
納付して間もない場合など、
電子確認ができず、
納税証明書が必要になるケースもある。
心配なら持っていくか、
事前に確認しておいた方がいい。
そのほか、
継続検査申請書
自動車重量税納付書
軽自動車検査票
などが必要になる。
ただ、
現地で受け取れる書類もある。
初めて行く人が、
書類の名前を全部覚えていく必要はないと思う。
私ならまず受付で、
「ユーザー車検です」
と伝える。
分からなければ、
「初めてなんですが、何からやればいいですか」
と聞けばいい。
初めてなら「初めてです」と言っていい
これも、
昔と今で私の印象がかなり違う。
二十代半ばで初めて
ユーザー車検へ行った頃は、
周りはほとんど車屋さんだった。
何をすればいいのか分からず、
「そんなことも知らないで来たの?」
みたいな空気を感じたこともあった。
後ろを待たせているのが気になって、
かなり焦った記憶もある。
でも現在、
軽自動車検査協会自身が、
初めて受検する人や
検査に不安がある人について、
事前に検査担当者へ
申し出るよう案内している。
だから、
知ったふりをする必要はない。
「ユーザー車検、初めてです」
と最初に言ってしまえばいい。
その方が、
分からないまま無理に進むより
よほど安全だ。
車検前にやったのはヘッドライトのくすみ取り
今回、
車検前に自分でやったことは、
ほぼヘッドライトの
くすみ取りだけだった。
これには理由がある。
以前ユーザー車検を受けたとき、
ヘッドライトの明るさで
引っかかったことがあった。
そのとき検査員から、
くすみや傷みを取れば
改善するかもしれない、
という案内を受けた。
その日のうちに何とかしたくて、
国道を挟んだ反対側の車屋さんへ
急きょ持ち込んだ。
記憶では、
くすみを取ってもらうだけで
5,000円くらい払ったと思う。
しかも、
それなりに時間もかかった。
その経験があったので今回は、
「またそこで引っかかって慌てるくらいなら、
せめてくすみくらいは
自分で取ってから行こう」
と思った。
そこで使ったのが、
PROSTAFF(プロスタッフ)
「魁 磨き塾 ヘッドライト ガチコート S132」。

袋を開けて説明書を読み、
そのまま作業。
せっかくだから
フロントだけではなく、
リアも含めて
4か所まとめてやった。
開封して説明書を読む時間まで含めても、
体感では30分前後だったと思う。
実際にやってみると、
かなり分かりやすかった。
黄色っぽく見えていた
ヘッドライトが透明になった。
それ以上に、
「こんなに汚れていたのか」というくらい、
取れた汚れが目で見て分かった。

今回、
これで事前にくすみを落としてから
車検へ行き、
ライト検査では引っかからなかった。
ただし、
「これを使えば車検に通る」
という意味ではない。
ライトが暗くなる原因は、
レンズのくすみだけとは限らない。
あくまで、
今回の車では事前にくすみを取って受検し、
ライト検査を通過した、
という一つの実体験だ。
駐車場に着いたら、まず受付へ
現地へ着いたら、
いきなり検査ラインへ入るわけではない。
まず車を停めて、
受付へ向かう。

今回のように、
予約について分からないことがあるなら、
なおさら最初に窓口へ行った方がいい。
「ユーザー車検、初めてです」
と伝えれば話が早い。

分からないことがあれば、
こちらで聞いてみてください。
最初から全部分かった状態で
行く必要はない。
二人で行ったけれど、検査中は一人で待つことになった
今回は妻と二人で行った。
妻が車を運転して
検査ラインへ入ったので、
私は車を降りて
待つことになった。
二人で行けば、
二人ともそのまま車に乗って
検査を受けられる、
というわけではなかった。
私はその間、
写真を撮ったり、
周辺を歩いたりしながら待っていた。
検査ラインの外から、
妻が車を進めながら
検査を受けている様子を見ることもできた。
初めてで、
「検査ラインがどんなものなのか
先に見ておきたい」
という人なら、
受付で、
「先に検査ラインを見てもいいですか」
「見学できる場所はありますか」
と聞いてみてもいいと思う。
実際の検査はこんな流れだった
軽自動車の車検では、
外観
排出ガス
サイドスリップ
スピードメーター
ヘッドライト
ブレーキ
下回り
などを確認していく。
ただし、
検査場の設備や進み方によって、
順番などは多少変わる。
今回、
私たちが実際に受けたときは
こんな流れだった。

長野事務所の検査コース入口。
まず、
ボンネットを開けてチェック。
続いて、
車内を確認された。
ここで、
フロントガラスに貼ってあった
法定点検のステッカーを
剥がすよう指示された。
その後は、
排気ガス。
ライト。
左右の確認。
ブレーキ。
スピードメーター。
そして、
車が高い位置まで持ち上げられ、
下回りを確認。

指示に従って、
ハンドルも動かした。
一通り終わったところで、
「ステッカーをきれいに剥がしたら
声をかけてください」
と言われた。

そこでステッカーをきれいに剥がし、
職員さんに声をかけて
確認してもらった。
検査後に、
指示されたステッカーを
フロントガラスから剥がした。
合格。
最後に引っかかったのは、
車そのものではなく、
ステッカーだった。

平日の昼前だったからか、かなり空いていた
今回車検を受けたのは、
夏休みが終わったあとの平日だった。
時間は昼前。
この日は、
かなり空いていた。
検査そのものが終わったのは、
11時55分前後だったと思う。
そして12時には、
もう門を出ていた。
最後の検査ラインに入ってからだけでいえば、
体感では5〜6分くらい。
「もう終わり?」
と思うくらい早かった。
もちろん、
これは今回の話だ。
曜日や時間帯、
その日の混雑状況によっても違うだろうし、
途中で引っかかって
再検査になれば、
当然もっと時間はかかる。
それでも今回については、
受付を済ませ、
検査ラインへ入り、
一通りの検査を受けて、
最後の確認まで終える。
想像していたより、
ずっとあっさり終わった。
───
今回かかった車検費用は28,240円
そして、
今回いちばん書いておきたかったのが、
実際にいくらかかったのか。
今回支払った金額は、
自賠責保険 17,540円
自動車重量税 8,200円
検査手数料 2,100円
技術情報管理手数料 400円
合計、
28,240円。
3万円を切った。
検査関係の手数料だけを見ると、
検査手数料2,100円と、
技術情報管理手数料400円で、
合計2,500円だった。
ただし、
ここは勘違いしないでほしい。
今回の28,240円が、
「軽自動車なら誰でも必ずこの金額」
というわけではない。
特に自動車重量税は、
車の年式や条件などによって変わる。
今回の車では8,200円だった、
という実際の金額として
見てもらえればと思う。
また、
車検前に使ったヘッドライトクリーナーの代金は、
この28,240円には含めていない。
あくまで、
今回、
車検を受けるために実際に支払った金額が、
28,240円だった。
ということだ。
二十代半ばで初めて
自分で車検へ行ったときに感じた、
「あれ? 車検そのものって、
こんなにかからないんだ」
という感覚。
今回も、
やっぱり同じだった。
───
せっかくなら、ナンバープレートを変えるという選択肢もある
車検そのものとは別の話だけれど、
軽自動車の手続きを調べていると、
ナンバープレートにも
いくつか選択肢がある。
現在は、
全国版の図柄入りナンバープレートがある。
全国47都道府県の花をモチーフにした
デザインが使われていて、
軽自動車の場合は、
図柄入りナンバーでも
周囲に黄色い枠が入る。
また、
交付料金とは別に
1,000円以上の寄付をすると、
フルカラー版を選ぶことができる。
寄付をしない場合は、
モノトーン版になる。
ここで少し面白いと思ったのが、
これは単純に、
「色を付けるために追加料金を払う」
という仕組みではないこと。
寄付金は、
交通サービスの改善
バリアフリー化
観光振興
環境負荷の軽減
などに使われる。
つまり、
フルカラーを選ぶための1,000円以上は、
きちんと「寄付」になっている。
───
長野県には「安曇野」と「南信州」のご当地ナンバーもある
長野県では、
2025年5月7日から、
「安曇野」
と、
「南信州」
のご当地ナンバーも
新たに交付されるようになった。
安曇野ナンバーの対象地域は、
安曇野市
東筑摩郡 生坂村
北安曇郡 池田町
北安曇郡 松川村。
南信州ナンバーは、
飯田市と
下伊那郡の対象地域。
こうした地方版図柄入りナンバーも、
寄付なしならモノトーン。
1,000円以上の寄付をすると、
フルカラー版を選べる。
新しく車を買ったときだけではなく、
今乗っている車でも、
条件を満たせば
同じ番号のまま図柄入りナンバーへ
交換できる場合がある。
ただし、
交付料金は地域や車種などによって違う。
申し込むときは、
図柄ナンバー申込サービスで
最新の金額を確認した方がいい。
車検へ行ったついでに、
「そういえば、
こんなナンバーもあるんだな」
くらいに知っておくのも
面白いと思う。
───
ユーザー車検をやると、車を見る目が少し変わる
自分で車検へ行くようになってから、
車に詳しくなった、
なんて言えるほどではない。
今でも、
分からないことの方が多い。
ただ、
ライトは大丈夫か。
タイヤはどうか。
ブレーキはどうか。
変な音はしていないか。
オイルは見てもらっているか。
以前よりも、
「自分が乗っている車を見る」
ようにはなったと思う。
車検の日だけ
車のことを考えるのではなく、
普段から少しずつ見る。
何か気になれば、
そのときに車屋さんへ相談する。
そうすると、
「車検のときに全部まとめて」
ではなくなる。
私にとっては、
そこがユーザー車検を続けている
いちばん大きな理由かもしれない。
───
もちろん、車屋さんに頼むのが悪いわけではない
ここは、
きちんと書いておきたい。
私はユーザー車検をしているけれど、
車屋さんへ車検を頼むことを
否定するつもりはない。
むしろ、
自分では分からない不具合を見つけてもらえる。
必要な整備をしてもらえる。
面倒な手続きを任せられる。
時間を使わずに済む。
そういう価値がある。
車検に通ったからといって、
その車がこれから2年間、
何もしなくても大丈夫、
という意味ではない。
「車検に通ること」と、
「車をきちんと整備すること」は別。
これは、
二十代の頃に初めて
自分で車検へ行ってから、
ずっと感じていることでもある。
ユーザー車検は、
車屋さんを必要としなくなるためのものではない。
自分でできるところと、
専門家に任せるところ。
その境目を少し知るための方法。
私は、
そんなふうに思っている。
───
初めてユーザー車検を受ける人へ
初めてだと、
たぶん不安だと思う。
書類も分からない。
どこへ行けばいいのかも分からない。
検査ラインに入れば、
次に何をすればいいのか
分からなくなることもある。
私も最初はそうだった。
だから、
分からないなら聞けばいい。
受付で、
「ユーザー車検です」
と言えばいい。
検査のときも、
「初めてです」
と言えばいい。
今回の私たちなんて、
予約先を間違え、
当日行く場所まで間違えた。
それでも、
職員さんに教えてもらいながら、
最後まで車検を受けることができた。
完璧に調べてから行かなければ
受けられないものではない。
ただ、
予約先。
持ち物。
車の状態。
この三つくらいは、
事前に確認しておいた方がいい。
そして、
分からなくなったら
知ったふりをしない。
それでいいと思う。
───
車検は、
ただの
「2年に一度、お金がかかる日」
ではない。
自分がこれからも乗る車を、
自分でもう一度見る日。
そして、
自分の車のことを、
少し知る日。
平日に時間が取れるなら、
一度くらい、
自分で通してみてもいいと思います。
───
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
もしこの記事が、
「ユーザー車検、自分でもできるかもしれない。」
「次の車検は、一度自分で行ってみようかな。」
「車検に何のお金がかかっているのか、少し分かった。」
そんなきっかけになれば、
とてもうれしく思います。
私自身、
最初から車に詳しかったわけではありません。
分からないまま人に任せていたところから、
一度自分でやってみて、
少しずつ車のことを見るようになりました。
これからも、
自分で実際にやってみたこと、
現地へ行って確かめたこと、
暮らしの中で役立ったことを、
記録として残していきます。
───
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