梅雨が明けても、
蒸し暑い日が続くこの頃。
戻り梅雨なのか、
ぐずついた天気が続いています。
水分補給をしっかり行い、
基本的な感染対策をして、
気持ちだけは爽やかに顔晴れましょう。
貴重な休日の昼間。
曇り空。
少し蒸してはいるが、
幾分か過ごしやすい。
当然の如く暑い。
以前、
小布施町職人【関谷木工所】三代目に、
密かにお願いして造って戴いた代物がある。
材質は杉の木。
蓋の締まりが滑らかで、
手触りもしっくりくる木箱。
私はその木箱に胡桃油を塗り、
乾燥させてから、
大切にしている地元の善光寺焼を保管していた。
ただ、
この木箱は単なる保管箱ではない。
善光寺焼との出会い。
小布施で出会った人達との縁。
そんな想いも一緒に納めている木箱だった。
如何しても、
その箱に墨字で記入して戴きたい。
そう思い続けていた。
お願いしたい相手は、
【横文】三代目店主、
横田悦二郎さん。
「一筆、御願い致します」
そう丁寧に御願いしようと決意した日。
頃合い支度が整い、
家族みんなで出掛ける事にした。
クルマの中の荷物を片付け、
乗車定員5人の満車でドライブへGo!!
まず向かったのは、
自家栽培・製造・販売を一貫して行っている、
小布施町栗畑の真ん中に在る【松仙堂】。
小布施町の先輩に教えて戴いた、
羊羹の旨い店。

おやつと手土産を購入して、
少し摘み食い。
美味い!!
こうした店を教えてくれる先輩が居る事も、
有り難い事だと思う。
長野電鉄を線路沿いに追い掛け、
橋を渡り、
長野市方面へ向かう。
道中、
エムウェーブに立ち並ぶのぼり旗を、
長男が指差した。
言われるがまま引き寄せられ、
向かった先は、
【信州ハンドクラフトフェスタ2022】。
色んな方々が、
独自に創作した物を販売していて、
興味本位で見て廻る。
子供達は制作体験もして御満悦。

アンケートに答えて貰った風船を取り合いながら、
会場の外へ出る。
ここはエムウェーブ。
19歳か20歳の頃、
この辺の工事に従事していた。
煙草を吸いながら、
少しサボっていた記憶もある。

そんな昔を思い出しながら、
今は家族と歩いている。
昔は仕事で来ていた場所に、
今は妻と子供達が居る。
人生とは不思議なものだと思う。
寄り道を終え、
クルマを走らせる。
すると、
あっという間に車内は静まり返った。
子供達は全員揃って熟睡。
今しかない。
この機会を活かして、
【横文】三代目店主、
横田悦二郎さんを訪ねる。
以前、
「今夜はどうかこの盃で一杯やってください」
そう言って戴いた大切な焼物がある。
その焼物が、
小布施町職人に頼んで造って戴いた、
この木箱に入って居る。
木箱と善光寺焼を、
横田悦二郎さんに見て戴いた。

手土産を渡し、
軽く頭を下げる。
「先生。一筆、宜しく御願い致します」
正直、
断られるかもしれないと思っていた。
それでも、
どうしても御願いしたかった。
関谷木工所の三代目に造って戴いた木箱。
その中に納めた善光寺焼。
そして、
横田さんの文字。
小布施で出会った人達との縁を、
ひとつの形として残しておきたかったからだ。
横田さんは、
優しい声で一言。
「ありがとう」
そして、
「横田家の先代から伝わる仕事ですから」
「後日一筆入れたら連絡を差し上げます」
そう約束してくださった。
有り難かった。
思い切ってお願いして良かった。
御礼と御願いを伝えて店を出る。
妻と子供達が待つクルマへ戻り、
再出発。
喜びを隠し切れず、
思わず雄叫びをあげる。
その声で、
眠っていた子供達が目を覚ます。
腹も空いたので、
【麺屋 友】へ向かう。
長男はお子様ラーメンを注文。
ここは長野電鉄本郷駅から徒歩3分圏内に在る、
人気のラーメン屋さん。

ビールとコーラ、
ラムネ、
リンゴジュースで乾杯!!
厚切り焼豚。
餃子。
そして〆のラーメン。
個人的に、
此処の餃子が大好きだ。
もちもち食感で、
程良い詰め込み具合の具材。
美味い!!
妻に頼んだ運転に身を委ね、
近くの【地附山公園】へ。
食後のいっぷく。
ひと休み。
長男は寝ている。
長女と松ぼっくりや花を拾い集める。
妻は次女のオムツを替えている。

何でもない光景だ。
けれど、
こういう時間こそ、
あとから思い出すのだと思う。
松ぼっくりを拾う娘達を眺めながら、
こういう時間も悪くないなと思った。
善光寺焼の木箱があり、
小布施の職人がいて、
横田さんとの約束があり、
家族が居る。
好きな物があり、
人との繋がりがあり、
家族との時間がある。
当たり前のようで、
当たり前ではない一日だった。
そこまでは覚えて居るが、
帰り路に買い物にも寄ったらしい。
だが、
家に着くまで寝落ち。
もはや時を待つばかりと云う為体ッぷりで在る。
御免。
感謝。
ビールが旨い季節。
乾杯!!
信用も仕事も失くす。
それ以前に、
最も大事な命さえ亡くす恐れが有る迷惑行為。
絶対に飲酒運転はやめましょう!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
こうした何気ない一日を、
これからも記録として残していきます。
もし気に入っていただけたら、
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歩きながら、
少しずつ繋がっていった記録です。
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